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ごあいさつ
すべての破袋現場から、手破袋作業を無くす。
これが私たちの使命です。
拝啓、時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

弊社は平成5年にセンサーメーカーの日本エレクトロセンサリデバイス株式会社と
油圧シリンダのトップメーカーであった太陽鉄工株式会社(現 株式会社TAIYO)の知を
引き継いで設立いたしました、FA機械メーカーであります。

自動組み立て装置の分野でトップシェアーを誇る太陽鉄工株式会社の技術に、
ライセンサーのトップメーカーである日本エレクトロセンサリデバイス株式会社の
センサーをドッキングさせればすばらしいロボットを生み出すことが出来ると確信し、
誕生したのが大阪エヌ・イー・ディー・マシナリー株式会社であります。

当時、FA分野では製品の価格破壊が予想以上に起こっており、
ユーザー対応、製品の改良、改造に追われながら、新製品の開発を行う日々でありました。
改良・改造の苦労は覚悟の上でしたので、苦しいとは思いませんでした。
「よくやった」の一言で救われるのが技術屋集団であり、「ありがとう」の一言が喜びである一方、
FAの最先端分野で生きてゆくことに疑問を感じ始めてもいました。
その様な時期(平成7年)に、大阪にあるプラントメーカーから、
ごみ袋を破る機械を造れないかというテーマを頂きました。

実際の現場でスタッフが機械に付きっきりで、
現場の方と作業して1日を終える日々を半年近く繰り返しました。
そんな折、ある回収業者の社長より、20歳の社員が破袋作業中に仕様外の処理物(注射針)がささり、
半年後に左手を切断する事故を起こした話を聞かされ大変ショックを受けました。

そして、現場で知ったゴミの質の現状を反映させながら苦心の末、作り上げた弊社の製品は、
見学に来られた民間企業を始め、自治体、コンサルの方々を驚かす高性能を発揮することができました。
(平成8年5月東京での環境機器展にてリリース)

弊社は、働きやすい現場(人に優しい装置の開発)を壮大な社訓とし、事業を進めております。
民間業者様より学んだ知識を基に技術者が開発した装置はトップとしても絶大なる自信があります。

これからも「すべてに挑戦していく集団である」「開発型・提案型企業であり続ける」をスローガンに
広く社会に貢献する存在となることをめざしてまいります。
今後とも大阪エヌ・イー・ディー・マシナリーのご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長
力身 総一郎